お仕事紹介
春日園 調理員 I.Yさん
厨房の主な仕事内容として、食事の提供、厨房内の清掃、食材の納品対応などを行っています。
食事の提供では、各ご利用者の嚥下機能(物を飲み込む動作)に合わせ、常食、刻み食、ムース食の3つに分けて提供しています。その中で、刻み食、ムース食の見栄えを意識し、常食と同様に食事が楽しめるよう心がけています。ムース食はゼリーである為あまり味がしません。そこで、味を楽しんで頂けるよう、調理した際に出る汁物にトロミを付けたりと工夫をしています。また、ご利用者が安心して食事をして頂けるように厨房内の備品、特に人や食品が接する所の清掃を徹底しています。
ご利用者から「美味しかった!!」という言葉や、食事を全て食べて頂いた時に嬉しく思い料理を作るやりがいを感じています。
これからも、皆さんが笑顔で食事をして頂けるように取り組んでいきます。
生活支援サービス のぞみ 児童発達支援管理責任者 U.Mさん
現在勤めている事業所では、放課後等デイサービスを行っています。簡単に説明すると障がいを持っている子達が通う学童のようなところで働いています。子供達には「楽しかった。また来たい!」と思ってもらえるように遊ぶときは一緒に全力で遊ぶ、課題や療育する時間は、集中して取り組むなどメリハリを付けての支援を心がけています。しかし支援を行ううえで子供達の気持ちを汲み取ることが出来ない時もあります。そういった時は、こちらが困っている以上に、本人は伝わらなくてもっと苦しんでいるんだということを忘れず、試行錯誤して支援を行っていきたいと思っています。子供達の成長を見ることが出来るのは、支援をしていて楽しいです。
また子供達だけでなく保護者にも、『子供の将来が不安』という部分が大きいかと思うので、悩みを気軽に相談できるような関係づくりも目指しています。埼玉のぞみの園は事業所が多いという強みを活かして、様々な情報を提供し、少しでも保護者の不安解消のお手伝いが出来ればと考えて取り組んでいます。
春日園 支援員 H.Yさん
入所するご利用者に対し、作業、食事、入浴、排泄等の日常生活上の支援を行っています。
実際に働いてみると色々と大変なこともありますが、やりがいも多く感じられ、ご利用者の笑顔やありがとうの言葉が働く意欲となっています。歌が好きなご利用者がコンサートに行けるように支援する。塗り絵が好きなご利用者が毎日塗り絵をできるように支援する。このようにご利用者が充実した日々を過ごせるように手伝うことも仕事の1つです。
ご利用者の状況は日々異なり変化していきます。一人一人の毎日の表情や言葉、行動の中に現れる変化を見逃さないように気付きの心を大切にしています。ご利用者と向き合うなかで深く考えさせられることも多々ありますが、それが自分自身の成長にも繋がっていると感じます。また、ご利用者の人生が充実したものになるにはどのような支援を行えばいいのかということを念頭に入れ日々試行錯誤し取り組んでいます。
深谷市障害者基幹相談支援センター うらら 相談支援専門員 S.Mさん
基幹相談支援センターでは、様々な相談を受けています。例えば、ご本人様・ご家族様から「お金がない」「仕事がしたい」という内容や、支援機関や民生委員様から「何かサポートが必要そうな方が近所に住んでいる。どうしたらいいか分からない」などです。困りごとに合わせて、一緒に解決できるように関わっています。そして、深谷市から基幹相談支援センターと併せて委託を受けている深谷市障害者虐待防止センターの役割として障害者虐待防止研修の講師もしています。障害者虐待の知識を深めつつ、自分なりに「話す」「伝える」を学ぶ貴重な経験です。他、関係機関との連携づくりをしています。
障害福祉サービス事業所や医療機関、行政、教育機関など、様々な機関と関わるため、良好な関係を作っていくことを心がけています。そのために「ありがとうございます」の気持ちを多く伝えるようにしています。結果、他機関だけでなく、事業所内や日ごろから感謝の気持ちを伝え、前向きに考えるようになったと思います。
深谷たんぽぽ 支援員 M.Kさん
主にご利用者の作業支援、食事介助、入浴介助、送迎、相談支援、販売等を行っています。作業支援に携わる事が多いのですが、ご利用者それぞれの個性や障害特性を理解した上で、その人の強みを引き出す支援や、強みを活かす支援を意識しています。また通所では、家庭やグループホームから通所される方がほとんどです。ご家族あってのご本人なので、家族やグループホームとのコミュニケーションを取りながら、連携してご利用者が通えるよう支援に努めています。基本的には、ご利用者やご家族などの話を傾聴し、何ができるかを考え支援にあたってます。
社会的自立をサポートする為に、様々な取り組みをしていますが、作業等を通してご利用者がそれぞれ役割を見つけたり、生きがいになったり、新たな可能性を広げられる様な事業所にしたいと思っています。また、法人のノウハウや機能を活かし、地域に貢献できる様な取り組みをしたり、いま取り組んでいる事業を通して、新たな障害福祉の可能性を広げると共に、地域との繋がりを広げ、もっと身近な福祉であり、街の魅力の一つにしていきたいと思っています。言葉だけではない地域共生社会の実現を目指していきたいと思っています。
ご利用者も職員等も含め、ここで良かったと思える様な魅力のある事業所にしていきたいです。
春陽の里 栄養士 N.Tさん
栄養士の仕事は、献立作成や発注、衛生管理、ご利用者の方の健康管理を行っています。
ご利用者の方が食事を飽きずに楽しんでもらえるように、毎日の食事はもちろん行事食にも力を入れています。行事食の日は特に皆さんの笑顔が多くみられ、美味しかったとの声が聞こえてきます。喜びの声は調理スタッフの励みにもなります。
またノロウイルスや食中毒予防として、体調管理やしっかりとした手洗いの実施、厨房内の清掃、食品の温度管理を徹底して行っています。
ご利用者の方にあった食事提供が出来る様に、食事時の観察や毎月行っている体重測定の結果、健康観察などを基に看護師や支援員と相談・協力し食事内容の検討を行っています。
1日3回ある食事なので、ご利用者の方が美味しく楽しく、健康的な生活が送れるようにこれからもサポートしていきたいと思っています。
春日園 看護師 Y.Sさん
施設では、ご利用者の健康管理・ケガの処置・内服薬の管理や通院、他職種と連携して日常生活援助を行っています。また、ご利用者・職員に対して健診や予防接種も実施しています。
ご利用者の中には体調不良やケガをした際に、申し訳なさの気持ちや、上手くコミュニケーションが取れないなどの理由で体調不良を表現することが難しい方が居ます。日々、非言語的コミュニケーションにも気をつけたり、話しかけやすい雰囲気を作ることを心がけています。相談に来て下さった方には、話を傾聴したり筆談で対応するなど、個人に合わせた方法で寄り添えるよう取り組んでいます。
各ご利用者に合わせた対応が難しいこともありますが、「看てもらった傷が良くなった」「話を聞いてもらって安心した」などの言葉を頂くと励みになります。今後も日々の関わりの中で成長し、現在よりもご利用者・職員の身体面や精神面の健康を支えられように努力したいです。