先日春日園では、『夏越の祓メニュー』を提供しました！

夏越の祓とは、一年の折り返しにあたる6月30日に各地の神社で行われる季節の行事で、

1月～6月までの半年分の穢れを落とし、残りの半年の無病息災を祈願するそうです。

夏越ごはん、豚しゃぶサラダ、みそ汁、水無月風ゼリー

 

夏越ごはんとは、雑穀ごはんの上に「茅の輪」をイメージした丸い食材をのせた行事食です。

今回は、夏野菜で輪のイメージのあるゴーヤを使用し、丸いかき揚げにしました！

ゴーヤのかき揚げは初めてでしたが、「少し苦いけど、美味しいよ！」とご利用者からコメントいただきました。

 

また夏越の祓に欠かせないのが和菓子の「水無月」で、

ういろうの上に邪気を払うと言われている小豆がのっています。

三角形にカットした形にも、魔よけの意味があるそうです。

春日園ではご利用者が安全に食べられるよう、水無月風ゼリーを作ってみました。

お粥ゼリーと羊羹の二層になっており、ご利用者からは「おいしい！」と好評でした。

調理方法を工夫しながら、季節を楽しめる食事にしていきたいと思います！

（記）栄養士